2009年5月21日、日本で「裁判員制度」がスタートした。それ以降、起こった事件が対象となり、8月3日に初めて裁判員裁判が実施された。この制度は、専門用語が多く分かりにくい裁判に一般市民が参加することで、健全な社会常識を反映させる狙いがある。
また、この日は、細菌学者の野口英世氏がアフリカで客死したことも報じられた。野口氏は、黄熱病の研究に従事し、小児まひ、狂犬病、黄熱病、トラコーマの病原体を発見した。
彼の業績で最も大きいのは、梅毒スピロヘータをまひ性認知症の脳から発見したこととされる。1978年、成田空港が開港し、日本航空の貨物機が到着した。
また、京成電鉄空港線が開業し、京成上野駅からの特急「スカイライナー」が運行開始した。さらに2010年、日本の宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、2基の衛星を打ち上げた。
金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」である。あかつきはエンジンの故障で金星軌道投入に失敗し、別の推進装置を使って金星を周回する軌道に投入することに成功した。
一方、IKAROSは、世界で初めて成功した薄膜の太陽帆と言われ、燃費の大幅な改善に道をひらくことになった。以上の出来事は、技術の進歩や制度の導入、研究の進展など、私たちの生活や社会に大きな影響を与えるものであり、その意義は計り知れない。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e144ebc72664857716b1808da6b1c589886c8d
