近年の研究により、血液型と疾患の関連が明らかになってきています。細胞の性質が異なるため、血液型により病気にかかりやすさに差があるといわれています。
血液型別に特徴をあげることは難しいですが、新型コロナウイルスでは、A型の人が重症化しやすく、O型の人は重症化しにくい傾向があるといいます。また、胃がんにはA型の人がかかりやすく、それは細胞膜にA型抗原やそれに近いものが存在しており、A型の人は異物と認識せずにがんの増殖を見逃してしまうためです。
そのため、A型の人はがん検診を受診することが重要とされています。一方、卵巣がんはB型とAB型の女性の方が発症率が高いといわれています。生活環境や習慣によって、誰もがすべての病気に罹患する可能性はあります。
しかし、血液型を取っかかりとして、病気のリスクを下げるためのアクションを行うことが大切であるとされます。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7423f26ee1de610e0c6b2d882258c0d861d5c3