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梅毒、1999年以降最多感染者数に 増加原因は不明

国立感染症研究所の集計によると、梅毒の感染者数が今年度8000人を突破し、1999年からの統計で最多を記録したことが明らかになった。過去10年間で500人から700人で推移していた感染者数は、2013年に1000人台を突破し、以降一気に増加。

なぜ感染者数が急増したのか。疑いを持った方の訪問数増加や診断の注意深さ増加などが原因の可能性があるが、それにしても急激な増加傾向に対して注意が必要である。

梅毒は未だに特効薬がなく、最悪死に至る恐ろしい病である。性感染症であることから、身に覚えがない、相手が一般的な人で性病持ちではないと恐れ、検査を受けられない場合もあるため、気をつける必要がある。

また、梅毒の特性によって症状があらわれないケースもあり、自己判断で薬をやめたり再感染したりするリスクもあるため、医師に相談することが重要である。

増加している女性の感染も数が気になる。梅毒感染者は男性の方が多い傾向があったが、現在は感染者の3割が女性で、20代など若い世代に特に増加している。

一般的な恋愛相手であっても、加害者、被害者どちらにもなりうる点も注意が必要である。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/tarobando/20221011-00318885

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